英語の話

お金の勉強

「お金の勉強」のカテゴリに、なぜ、「英語の話」なの?、と疑問を持たれるかもしれません。
では、皆さんは、何のために、英語を学ばれているのでしょうか?その目的は?
だって、日本にいる限り、英語を話せなくても何も困らないですよね。しかも、日本は、未だに先進国の仲間にいれてもらっていますので、裕福な国です。まさか、資本主義でもない中国に抜かれるとは、思いもしませんでした。まあ、世界一の人口を有しているので、労働力不足も心配なく、優秀な方も輩出する確率は、高いでしょう。日本は、残念なことに、今後、人口は減っていきます。ならば、今後は中国語かもしれませんね。

正直、「英語なんて、しゃべれなくても生きていける。」と若い頃は、逃げていました。今思うと、英語以前に、日本語さえ、きちんとツールとして扱えていたかは疑問です。
ある日、突然、会社命令で、海外勤務を言い渡され、いざアメリカへ出国しなければならなくなったのです。もはや、一人鎖国はできない状態にさらされたのです。それでも、なんとかなるだろう、と思っていましたが、現実はやはり、甘くはなかった。
言葉の壁だけではなく、文化の違い、自己主張、ディベート、日本社会にはないものがそこにはありました。「和を以て貴しとなす。」は、どこへ。そんな苦い経験をした後、帰国。このままでは、だめだ、「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ。」と、英語を勉強するように努力しました。
たいして、今でも、進展はないですが、当時よりは、成長しているかと思います。

世界でビジネスを展開する上では、現時点では、「英語」は必要かなと思います。中には、多言語を話す人もいますが、私には無理。英語だけでいっぱいいっぱいです。また、英語はあくまでも道具であり、それを使いこなす方がもっと大事だなと思います。顧客の前で、英語を使ってプレゼンして、商品を売る、とか。すなわち、商品を売ることが、目的です。そのための英語なのです。

いまは、Google翻訳など、便利なものがありますが、当時にそんなものはなく。最新情報を得るためにも、日本ではヒットせず、英語のサイトへいって情報収集なんてのもありました。リアルタイム性などもありませんでした。海外から、一日遅れ、なんてのは早いほうで、もっと大きな時差がありまくりでした。
しかし、文化は翻訳できないでしょう。仕事でも、旅行でもよいです。海外で経験する「日本との違い。違和感。」は、本当に貴重で重要です。かなり、ショックを受けるはずです。そして、日本の良さも悪さも、見えてくると思います。私は、日本の良さが、海外に出て初めてわかりました。

長くなりましたが、英語は手段です。英語でなくてもよいです。日本以外のことを学ぶことが、人生の糧になると、私は思います。
どうしても、発音がね。わかります。通じるかどうか不安ですよね。でも、大丈夫です。気にしないで話しましょう。だって、相手は、英語が話せる人なのだから。聞き取ってもらえます。心配しないで。


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