今まで、自動車運転免許証しかもっていなかった。会社員としてあくせく働く日々。そんな中、「そもそも会社って何だろう。」と疑問を持つ。経営のことがわからないと、資本主義経済の厳しい競争社会で生き残れないと考え、経営学の本など読んだりしたが、いまいち専門用語も多く、数値(お金)が頭にはいってこない(そもそも理系ですが、四則演算さえわかれば十分な計算にもかかわらず)。
そこで、「簿記3級」の資格をとるという目標をかかげました。資格試験があるなら、真剣にやるだろうと考えた次第です。結果、うれしいことに、一発で合格。この時は、書籍を一冊買い、それだけを勉強して、クリアーできました。会社がやっている会計の初歩は、マスターできます。今まで、「勘定科目が違います!」と経理の方に怒られたりしたことがありますが、その意味の大切さがよくわかります。経費はどこで落とすかも、重要ですから。つまり、会社のお金の流れがわかるようになります。基本的なレベルですが、十分です。
しかし、これだけで、簿記との付き合いは、終わりませんでした。合格したこともあり、気を良くした私は、製造業に勤めていることもあり、こうなれば、「簿記2級」もとるぞと決意。
工業簿記が加わります。勉強する内容もかなりハードです。3級とは大違いです!
結局、合格はしましたが、正直、一般サラリーマンに、2級はいりません。費用対効果が、悪すぎです。会社の会計や経理をされる方とかならわかりますが、勉強した時間に対して、内容も専門的になります。
ただ、3級は、ある程度、書店に売っている資格をとるための専門書を、一冊購入して勉強すれば、合格でき、会社や事業のお金の仕組みを知ることができます。財務諸表(BS、PL等)を知ることは、大事です。副業など考えている方なら、必須科目とも言えるかもしれません。投資にも役に立つかな、とも思います。ただし、2級は、おすすめしません。税理士とか、さらに高見を目指すなら良いですけど。