巷で言われているゲーミングPC(高性能パソコン)を購入しました。最近はAPEXのようなバトルロワイヤル的なシューティングゲームもはやっていますが、今はしていません。そのうち私も参戦したいとは考えています。ラップトップPCはすでに持っていますので、高性能のパソコンが欲しいと思い、年末年始休みの間にポチってしまいました。”インテル最高”ということで、インテル最新CPUである、Alder Lake(第12世代)が発売となり、相変わらず消費電力もあり、発熱が高い。今回は、組み立てるのも面倒ということで、BTOパソコンメーカーで、カスタマイズして購入しました。(構成パーツ情報に関しては、可能な限りイーコマースサイトを参考まで)
私が、初めて自作PCをした頃は、もう数十年前にもなるかもです。当時は、ゲーミングPCなどという言葉はなく、ゲームをするなら、ファミコンとか、プレステーション、PCエンジン(今は無き)とかの時代でした。PCでしかできなかったゲームもありましたが、人気ソフトは、次第に家庭用ゲーム機にも移植され、できるようになり、あえて高い普通のパソコンでなければいけない理由もなくなっていきました。値段も安い家庭用ゲーム機の性能も、次第に高くなっていきました。当時のゲーム機は、夜中までプレーし、データセーブする前に、”データが飛び”、もう一度、やりお直しなんてのも、RPGでよくありました。
今回、ディスクトップPCを購入することになったのは、高性能のパソコンが欲しいというのもありましたが、将来、クリエイティブなこともしたいな、YouTubeのような動画編集なんかもしてみたいな、ということで、ハイスペックなパソコンが欲しい。
そもそも、ゲーミングPCというジャンルがあるらしいが、パソコンは別にゲームしかできないわけではないと思うので、勘違いする人がいるのではないだろうか。何故、「グラボ(ビデオカード)付きのハイスペックパソコンと言わないであろうか。」、不思議。ゲーミングPCというと”光る”こと、と思っている人がいるかもしれないが、私としては、”光る”かどうかは、どうでも良い。そもそも、昨今、何故、パーツが光るようになったのだろうか。その分、コストを下げて、値段を安くしてもらいたい、ものだ。むしろ、”静音”にこだわりたいので、ファン音も静かにし、PCケースも静音仕様にしたものが希望だ。
CPU
頭脳となるCPUには、インテル第12世代Core i7 12700KFを搭載。12コア(8P+4E)、20スレッドで、十分すぎる性能を持つ。正直、値段も安い、Core i5でも十分良いと思っていたが、初期に出てきたのが、ハイモデルであり、これ以外には、Core i9という漠熱高性能CPUであったため、こちらを選択した。Fモデルであるため、オンボードのGPUは搭載されないため、別途グラボ(ビデオカード)が必要になる。そもそも、高性能パソコンを組むと考える場合、グラボは必要になるので、気にならない。ただ、グラボが故障した場合に、”無印”の方が、数千円程度高くなるが、モニターにグラボ無しでつなぐことができるので、その点は便利。ただ、高性能のCPUを有効に使う上でも、GPUはグラボに任せた方が、パフォーマンスは最大化できる。
CPUクーラは、静音性を重視して、簡易水冷とした。Silverstone PF240-ARGBで、ゲーミングPCらしく光る。それほど、派手ではないので、特に気にしてない。CPU温度に同期して、色が変わるようにしているので、負荷状態を色で教えてくれるので、光るのも便利でいいかな、とも思う。
マザーボードは、インテルチップセットZ690搭載のTUF Gaming Z690-Plus WiFi D4(ASUS Storeリンク参照)。DDR4メモリ仕様で、8GBを2枚差しのトータル16GB。そもそもDDR5は市場にあまり出回っていないのでやめ。WiFiもあれば良いし、何より、Bluetoothでの、ヘッドホンなど周辺機器の接続が必須。USB Type-Cもあり、スマホに直接接続可能で、充電はもちろん、データの移動もできる。
グラボ(ビデオカード)
フルHD画像処理、144FPS(フレームレート)を常時可能とするため、Geforce RTX3060Tiを選択。通常のPC作業や、ゲームをする上でも、フルHDで十分。4Kも美しいが、普段使いには、オーバースペック感があり、大型モニターともなり、机上では大きい。今回モニターも新調し、ASUS VG259VR TUF Gaming 24.5型 IPSモニター 165Hzを購入することにした。フルHD出力のモニターとしては、24.5型がちょうどいい。
ストレージ
OSは、Windows11で、インストールするストレージは、M.2 MVMe SSD 500GBとし、システム用としては十分な容量である。写真とか動画とか、バックアップとしては、価格も安いHDDの増設で対応する。記録方法が磁気特性利用していることもあり、頻繁に読み書きしないのであれば、こちらがよいと思う。ただ、回転したりピックアップしたり機構があるので、メカニカル故障は注意。
マザーボードには増設できるので、価格が安くなったら、M.2 SSDでデータ容量を増やそうと思う。
PCケース
PCケースは、静音性を重視して、CoolerMaster Silencio S600。ATXのミドルケースであり、DVDドライブも装着できる。正直、今時、DVDドライブも不要かなとも思うが、とりあえずつけてみた。これがない分、コンパクトなケースもあるので、そちらの方がよいかも。簡易水冷クラー用のラジエーターを前面に取り付け。これも、光る。CPU、ラジエーターファン、グラボを同期させて光らせてはいるが、外からはあまりよくわからない。何故ならば、このPCケースには、片面、ガラス仕様にすることもできるが、静音性重視のため、鉄板を選択。そのため、内部が光っても、わかりにくい。ただ、漏れている光から、状況がわからなくもない。また、所詮、パソコンは、中身がなんであれ、ケースを24時間見ていることになるので、飽きの来ないシンプルなものを選択した。夜寝ているとき、光っていても、全く気にならない。
電源は、Antec NeoECO Gold 650W。正直、最大パワーで動くこともないし、これで十分。最大消費電流の2倍の能力とかでは、大きすぎる。ベンチマークしても、絶対にそこまでいかない。グラボの消費電力次第かと思うが、正直、1000Wとか、PCでなく、調理器具なみである。
総括
現在、グラボが高騰しているので、どこまでの画像処理性能を求めるのかで、トータルの価格も変わってくる。3Dグラフィック、描画スピード、ゲーム快適さ、これらはほとんどグラボ(ビデオカード)次第。また、高フレームレートを出力できても、そのデータをうけとる表示モニターの性能も必要だ。ゲームだけするなら、プレステーション(PS5とか)を購入した方がコストパフォーマンスは良いと思う。ただ、パソコンは、ゲーム以外にも、様々な用途での可能性があるので、その魅力もある。
昔、自作していた頃と比較して、普段使いの範囲では、簡易水冷クラーで、ものすごく静か。ケースもミドルケースでもあり、机の上には置けないが、熱設計的には風通しがよいのも影響しているかと思う。
今回、パソコンも、ラップトップ、デスクトップ、スマホもありということで、これを機に、Microsoft 365 Personal のサブスク(¥12,984毎年)を契約してしまった。最新のOffice(Word、Excel等)が使えるのは無論、1TBのOneDriveが使えることが大きい。OneDrive単体で契約するよりはお得感もある。1TBもあると、困ることもない。ドキュメント、デスクトップ、ピクチャといったフォルダも同期をかけているため、各端末で共有化できて便利。今まで、HDDにバックアップしていたが、それも必要なくなった。クラウドに上げることに不安もないことはないが、Microsoftを信じるしかないか。
ゲーミングPCは、おすすめしますが、ゲーミングノートは、あまりおすすめしない。やはり、ラップトップは、モバイル性能が一番で、軽くて、バッテリー長持ちが優先。高性能のパソコンは、デスクトップにし、据え置き使用。ラップトップは、軽くて、外に持ち運びして、落として壊すかもしれないが、手軽さで選択するのがよいと思う。その方が、満足度が高いのではないだろうか。昔、高性能ノートパソコンを買った時もあったが、重く、バッテリー持ちも悪く、高負荷時の作業すると冷却ファンがフル回転しうるさく、しかも、数年後に壊れたのが、トラウマとなっている。今は、技術の進歩でそんなことも無くなったのかもしれないが。