シン・エヴァンゲリオン劇場版が完結

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当時、エヴァンゲリオンのアニメがTVでスタートした際、途中から何のことかわからず、「おもしろくもない。」と感じ、途中で観るのをやめてしまった。子供ころは、仮面ライダーや、ウルトラマン、マジンガー系、ガンダム、宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999、など、夢中になって観た。そのようなアニメの中で、あきらかに違っていた。

それから数年たち、エヴァンゲリオンのブームが巻き起こる。映画化もされ、それでも、再度観ようとは思わなかった。しかし、同じ映画化でも、新劇場版は違っていた。
「エヴァンゲリヲン新劇場版:序」は、ふかくにも感動してしまった。綾波レイも良いが、葛城ミサトに惹かれ、強い女性に尊敬の念もいだいた。むろん、碇シンジは主人公ではあるが、それまでのヒーローとは違い弱さが目立つ、だが、それでも戦い続けるという姿がいい。
そして、「エヴァンゲリヲン新劇場版:破」、式波アスカに心をうばわれた。碇シンジとは、真逆の性格で、パイロットとしての誇りをもち地球を救う。しかし、心には、いろいろとあり、その描写もよい。式波アスカが、最後、使徒化されるまでの場面は、「まさか、このまま、食われることはないよね。」と神に祈っていた。また、綾波レイも助かったのか?とモヤモヤ感があり、とうとう、みんなで地球を救うために、防ごうと思っていた人類の終わりが始まってしまう。「これから、どうなるの?」という状況で、次回へ。
次に、「エヴァンゲリオン新劇場版:Q」、これは一気に?から始まる。14年後の世界だと、後からわかる。しかしながら、「式波アスカが、生きている!」 これだけで満足。でも、眼帯をしているが、心配。葛城ミサト率いる新組織「WILLW(ヴィレ」が、もともといた組織「NERV(ネルフ]と戦うことになっているなんて、想定外。渚カヲルが、碇シンジにものすごくやさしい。この二人により、また、人類の終わりがはじまろうとするが、それを、式波アスカと、”謎のいい女”である真希波マリが、なんとか防ぐ。そうなっても、元凶をつくりだしている碇ゲンドウは、どうも想定内らしい、次にも何かやってきそう。

最後に、現在公開中の「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」、映画館で観てきた。これで、終劇なのか。知ってから25年もの歳月が、いつのまにか流れており。映画は本当に良かった。でも、空虚感があり。一種のさみしさ。新劇場版:序で感動した私は、それまでのTV版、旧劇場版などすべて見返しました。当時の若かりし頃は無かったサブスクサービス、Amazon prime Videoありがとう(一部、無料でみれないものは支払いで)。その中でも、これから観てみようと思う方は、4部作である新劇場版をおすすめする。十分、エヴァンゲリオンの世界感にひたれるはずです。

子供の頃に夢中になった、ヒーローやロボットアニメとは、またく違う独特の世界感。大人になった今も楽しめるとは思わなかった。あれほど夢中になった(初代)ガンダムも、その後シリーズ化されいくことになるが、新シリーズは、まったく観なくなった。他のアニメは、人気がでるとネーミングも変えてシリーズ化されて、中身も変わっていくが、エヴァンゲリオンはストーリーの柱が変わることなく、ここまで、ひっぱってきたアニメと言える。それでも、人気が維持できるのは、それだけの魅力があるということだろう。

現在公開中の「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」を、コロナ禍ではあるが、映画館は3密対策もしているので、是非観て欲しい。できれば、その前の「序・破・Q(急)」(今ならAmazon primeなら無料でみられます)を観てからだと、より一層、楽しめるかと思う。そして、真希波マリも、本当に”いい女”で好きになりました。でもやっぱり、いち押しは、式波アスカです!「あんたバカあ?」と言われたい。
最後にでるいつもの葛城ミサトの予告がでるのでは、と期待しつつも席をたつことができない。あこがれた女性、葛城ミサトが予告に出ないのは、内心わかっていたことだ。だって、ヤマト作戦中の出来ことが、涙。
エンドロールが流れ、宇多田ヒカルの歌が心にしみる。そして、とうとう長きに渡るドラマも、終劇となった。さようなら、全てのエヴァンゲリオン!

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