「竜馬がゆく」(著者:司馬遼太郎)
文庫本の全8巻ですが、読み出したら夢中になり、全巻読みふけった時期がありました。
動乱の幕末、そこで生きた男達の思いや信念を命をかけて、一途に生きたその姿にあこがれをいだきました。竜馬が、今の現代に生きていたら、あの幕末の動乱も無駄ではなかった、と笑っているような気がします。
若い人にこそ、一度は読んで欲しい。男として生をうけたからには、命ある限り、その意味を探していかなければ、と感じたものでした。
そのような若武者も、今は、老兵となり、あの時の志は、いったいどこにいったのやら。
生きたその時代を、全力で竜馬のように駆け抜けていきたい、とあらためて誓うのでした。
竜馬がゆく
